「すっぽんぽん画」とは、「すっぽんぽん」(裸)と「日本画」を掛け合わせた造語です。「裸」とは服を着ていない生まれたままの姿のことですが、本展ではその「服」を「日頃頭を悩ませているもの」と定義しています。社会、宗教、政治、倫理、ジェンダーなど、複雑化した社会を生きている私たちですが、各自がそれを脱ぎ捨て、超・日本画ゼミでの学びをふまえ、「すっぽんぽん」の絵を描くことが今回のテーマです。
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受講生は年齢も、今まで歩んできた経歴も異なります。そして、これから見据える方角もそれぞれでしょう。2016年度「超・日本画ゼミ」を受講し、日本画について思いを馳せていることにのみ、共通点を見出せるといっても過言ではありません。
展覧会「すっぽんぽん画展」はそんな私たちが1年の授業を経て、今まさに踏み出した第一歩目となる作品展です。
私たちの「すっぽんぽん画」を是非ご高覧ください。
(超・日本画ゼミ5期生)