事実展
- 会期
6月10日
<招待客のみ 一般公開はありません>
12:00-13:30 15:00-16:30
ギャラリー 1F フロア- 作家名
岩田 舞子 田中 良典
- ステイトメント
私たちの記憶は日本国の記録だろうか。
私たちはえんじに結びみどりに離す存在なのか。
つまり日本国にとって私たちはただ契約に基づく思考だろうか。
そして国家とは御両家の最果てだろうか。
かつて時間の紐は空間の紐と織り重なる水引であった。
それは宇宙が弾くストリングスとして約束された儀式だった。
私たちが真実の境界を観測するとき私たちはその水平線に事実がないことを認識する。
真実に向かう思考の過程で事実と虚偽が重なった事象がもう一つの事実としての行動となる。
いわゆるポスト真実時代の代替事実というものである。
その不確かな社会を共有する心身に契約は機能する。
儀式と契約の間に日本国がいる。
私たちは未来を鳴らす行動として大きな正円を描く。