mgr「gdb/042」

DM表大

会期日程

2017.8.25.26.28

開廊時間

11:00-19:00
※最終日は16:00までです。

作家名

mgr(メグル)
ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校1期修了。現在武蔵野美術大学デザイン情報学科在学中。ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校1期の成果展にて美術手帖岩渕貞哉編集長より審査員賞を受賞。文化やメディアと人間のありかたを音声などを使用し演劇的手法で制作している。主な展示に「I’m here」(2015年、東京)がある。

URL

http://allergen0024.web.fc2.com

ステートメント

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この度一年半ぶりに個展を開催いたします。
7、8、9月と連続で別々の場所で個展を行い、
こちらの展示はその2回目となります。
皆様のご来場お待ちしております。
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gdb 全体ステートメント

1. gdbとはデバッグのツール。デバッグとは、コンピュータのプログラムの誤り(=バグ)を見つけ、手直しをすること。デバッギング。虫取り。
2. プログラムの実行の変更や追跡といった充実した機能を提供する。プログラム内部の変数値を修正したり、監視したりすることや、プログラムの通常の動作とは別に関数を呼び出すことができる。
3. gdbには「遠隔」モードがあり、しばしば組込みシステムのデバッグで使われる。遠隔操作では、gdbとデバッグ対象のプログラムは別のマシンで動作する。
4. 展示という形式でgdbを利用し、再認、実行、拡張を行う。

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gdb / 042

prayer(not)=solution・「実行」 現代における祈りの儀式と身体の在り方を提示します。演劇は本来祈りの行為から派生したと言われています。自然や神に祈るときには観客は要りません。 祈りを伝えるには巫女や神官が仲立ちすれば良いかもしれませんが、祈りや願 い事を共有するためには、それを見守る人や、共に祈る人が要ることになりま す。そして、自分の祈りや考えを他者に伝えるためには言葉や身振りを媒体と しなければなりません。祈りの場において、神や祈りの代行をする者が現れた とき、観客という役割が生まれてきたと言えます。これらを踏まえ、現代の日 本においての祈りという儀式性と身体の在り方を考えたいと思います。

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