SUKOYAKAPLANET
会期日程
2020年10月27日(火)~11月3日(火)
日曜休廊
開廊時間
10:00~18:00
※入場は閉館の30分前まで
作家名
Michiko Aizawa
海岸真紀子
URL
・展示について
<instagram> https://www.instagram.com/sukoyaka.planet/
・作家について
Michiko Aizawa
<web site>
<instagram> https://www.instagram.com/aizawa_michiko/
海岸 真紀子
<instagram> https://www.instagram.com/makiko_umigishi/
<web site>
イベント
詳細が決まり次第、instagramアカウント(https://www.instagram.com/sukoyaka.planet/)にてご案内いたします。 新型コロナウィルス感染拡大防止のため、レセプションパーティーは予定しておりません。
ステートメント
東京在住のアーティスト、Michiko Aizawaと海岸真紀子による2人展を開催します。
Michiko Aizawaは2012年武蔵野美術大学基礎デザイン学科を卒業後、 国内での展示活 動を意欲的に行いながらイラストレーションや絵画を制作しています。
海岸真紀子は2012年武蔵野美術大学油絵学科を卒業後、油彩、オイルパステルなどを使っ た絵画や壁画などを制作してきました。
2020年1月1日から1日1個、小さい樹脂粘土の立体作品を作り、Instagram・Twitterに 投稿し続けています。
今回は絵画、立体、ドローイングなど、それぞれがいくつかの手法で制作してきた作品を展示します。
会場内には2人の合作となる壁画も制作予定です。 また、気軽に生活に取り入れられる雑貨などもご用意しています。
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人間の内面は外からは見えない。他人には見ることができない。
では、自分では見ることができるかというと、それもできない。
自分の中にあるものを表現しようとして考えを巡らせても、内面というものをクリアな像と
して認識することはできない。
それはまるで、別の宇宙を、別の惑星を見るようだ。
その中からなんとか何かを掴んで、描き出し作り出し、見える形=作品にする作業が、生きる上での重要な作業になっている。
今回の2人展開催を決めた2019年の年末、SNSで展示用のアカウントを作り、2020年10月27日の展示開始当日まで毎日作品をアップし続けると決めた。
2人で交代で、毎日19時にInstagramに投稿する。Michiko Aizawaはドローイングを、 海岸は今回展示する粘土を投稿した。
そしてその日投稿された作品については、お互い個人的にもコメントし合った。
最初に述べた自分の内側の宇宙から掴んできたものを世界へ広く、同時に一人の相手に、投げかけ続ける。
「今日はこんなの拾ってきた」と見せ合うような活動だ。
自分とよく似た相手の、自分のそれとは全く違った宇宙を定時観測し続けるようだった。
同じアカウント内に交互に並ぶ作品を見返し、自分と相手の表現の変化に対峙した。 その変化にはそれぞれのペースがある。 当たり前のことだが、一つのページにアーカイブされているとそれがよくわかった。 そして人も自分も変化していることを清々しく感じた。
私たちは皆、変化している。体が新陳代謝するように、過去のある時点とは違う思考をし行
動をする。
よろこびやかなしみや悩みもずっと持っていることはできず、嫌でも日々新しくなってしま う。
1日前とは、1週間前とは、1ヶ月前とは、1年前とは、別の場所にいるかのようだ。 別の時空へ移動している。それを自覚して楽しむことをすこやかと呼びたい。
- 2020.9 MichikoAizawa・海岸真紀子 -