《山々を泳ぐ方舟》六甲⇔池袋 in TURNER GALLERY:

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会期日程

観覧料:無料

会期:12月4日(土)-12月18日(土)会場:TURNER GALLERY

開廊時間

12:00-18:00 [休廊日:日・祝 、ターナー色彩株式会社の営業日に準ずる)

作家名

淺井裕介、高山夏希、松井えり菜、村山悟郎

ステートメント

ターナー色彩株式会社が南長崎にて運営しているターナーギャラリー、本会場はパルナソスの池にとって縁の深い重要な発信拠点になっています。本展では、2021年秋に開催された芸術祭「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2021」にて発表したインスタレーション《山々を泳ぐ方舟》を再展示します(本作は同展において主催者特別賞を受賞しました)。「廃虚の女王」と呼ばれる旧摩耶観光ホテルにて滞在制作した作品群、モダニズム様式の丸窓に仮設したステンドグラス、廃墟に凄まう者たちを仮想した写真ドローイング、雨漏の水を受け止めるようにして描いたキャンバス作品などを展示します。

 

展覧会ステートメント:

池袋モンパルナス2.1 -水脈を巡って-

「パルナソスの池」は、昨年に続いて池袋を舞台にした展覧会「池袋モンパルナス2.1 -水脈を巡って-」を開催いたします。アーティストコレクティヴ『パルナソスの池 Pondparnasse』は、かつて池袋モンパルナスと呼ばれたエリア(千早町・椎名町・南長崎)に拠点を持つアーティスト・淺井裕介、高山夏希、松井えり菜、村山悟郎によって2020年11月に結成されました。「パルナソス」とは、パリのモンパルナスの元になっているギリシャ神話に登場する山の名前で、詩・音楽・学問の発祥の地として知られています。一方、池袋は、もともと湿地帯や湧き水の多い土地であったことから、その名がつき、当時の地価の安さと交通の利便性によって、大正末期から終戦頃にかけて、多様な背景を持つ人々や芸術文化の溜まり場となりました。この山と池を掛け合わせることで誕生した『パルナソスの池』は、パルナッソス山の神話や池袋モンパルナスの歴史地政を参照しつつ、近隣性を活かした共同制作と地域文化の活性を企図しています。本年はこのエリアに張り巡らされた文化の水脈を辿るように4会場で展覧会を同時に行います。

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