H/F , Grey
会期日程
2024年4月13日(土)
入場料
展示鑑賞のみ:無料
Greyトークショー:無料
H/F公演 :3000円
開廊時間
展示鑑賞12:00~19:00(*イベント中は展示がご覧になれません。)
作家名
平川恒太
Jun Futamata
阿目虎南
URL
ご予約方法:
お問い合わせ、ご予約は下記メールアドレスまでご連絡ください。
ご希望の公演時間、チケット枚数、お名前をお送りください。
(代金は当日会場の受付でお支払いください。)
イベント
H/F第一部13:00〜14:30
H/F第二部15:30~17:00
Greyトークショー17:30~18:30
ステートメント
この度、ターナーギャラリーでは、現代アーティストの平川恒太が企画する1日限りのイベントH/F,Greyを開催いたします。 本展では近年、平川恒太が取り組むH/FとGreyの2つのシリーズを発表します。 H/Fは舞踏家の阿目虎南と共に制作するプロジェクトで、平川恒太が描いた2m×4mの平面作品に阿目虎南の舞踏の影を写しとる作品です。本展では、平面作品に影を写すための舞踏の公演を行います。公演で行われる舞踏のスコアーは、阿目虎南と平川恒太によってコンセプトやアイディアを話し合い制作されました。
一方Greyは、作曲、歌手、作詞家として活動を行うJun Futamataと共同で行うプロジェクトです。 8月15日のアトリエの1日の光の移り変わりをモチーフに善悪や戦争と平和、加害者と被害者など単純に白黒で語ることが困難な世界を音楽(レコード)と版画(レコードジャケット)によって表現しています。 今回版画作品では、アウシュヴィッツ強制収容所からの生還者であるプリーモ・レーヴィの「灰色の領域」の概念を表現するためにターナー色彩株式会社の協力のもと黒から白までの96色の特注色の灰色の絵の具を調合し制作されています。 レコードの音源は、宗教や国、人種などに限定されない全ての人間の祈りとなるように楽器は使わず声のみが使われています。また同じリズムが連続するポストクラシカルの音楽的特徴は版画作品の連続性と関係し、少しずつ移り変わる時の儚さや繰り返される人類の営みを表現しています。 各イベントでは、トークショーも行われ制作過程で話し合われた制作秘話等を話します。
是非この機会にご高覧ください。
協賛:ターナー色彩株式会社