海野貴彦 「生きてる限り吐き出しやがれ」2
会期日程
2014年5月16日(金)-5月21日(水)
※18日(日) 休館開廊時間
12:00 - 19:00
※17日(土) OPENING PARTY
18:00 - 20:00作家名
海野 貴彦 KAINO, Takahiko
レセプション
2014年5月17日(土) 18:00 - 20:00
- 同時開催
3,4階 RKR社 未確認ゲーム発表会
歴史探偵・川嶋慎平の扮する「海野貴彦」と共に活動する、ゲーム制作会社。 代替現実ゲームを始めとする、数々のゲームを手掛けている。愛媛県松山では、地域密着型の作品を、海野と共に発表。今回は、社力をかけて開発中の未確認ゲームを公開する。 代表作:TELEPATHY ADVENTURE GAME「龍宮学校ARG部」 http://rukuru.info/ryugugakkou/2012/arg.html
- 協力
RKR社
|フォークロア文庫
アート・パーティ るくるステートメント
―みなさまへ、海野より
2011年12月11日から5日間、このターナーギャラリーで、
「生きてる限り吐き出しやがれ」という、
それまでの画業の総括のような個展をおこないました。
2011年は誰にとっても色々あった年のように思います。
俺もこの年は色々あった年で、この個展をきっかけに、今まで、縁 もゆかりも無かった、四国の愛媛 県松山市に、住みなれた東京から 拠点を移しました。
それは別に震災の影響だった訳でもなく、なんかここ好きだなとい う動物的直感でした。 誰一人知り合いが居ない所で、一
から始めようと思いました。
なんでもあって、肝心な物が無いように思えた東京で飢えていたの です。
始めはそんな勝手な思いだったと思います。
吐き出せる戦場が欲しくて欲しくてしょうがなかった。 当たり前のように挨拶から始め、
自己紹介をし、願い、様々な人に 世話になりながら、
拠点を移してから丸2年。世話になった事々になんとか恩返しがし たくて、画家として当初の想像を 超えた活動をさせて貰っています 。
それはどういう事かというと、始めは大嘘をつき、
何も無い所から形にして、嘘を誠にする作業。
それが出来ることに、あたりまえのように心から感謝し、
時には、あたりまえのように腸が煮えくり返るような、悔しい思い をしながら。 今回、「生きてる限り吐き出しや
がれ」ぶりの東京での展覧会です 。
今回は、四国での事を中心に、ここ2年間の活動を見て頂こうと思 います。
大きく吸い込む為に、強く。