Tumble the Roof / タンブルザルーフ

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会期日程

225()39()

開廊時間

10:0018:00

作家名

進藤陸

高城樹生

平塚橙太郎

福田周

ステートメント

屋根と屋上。
それは単なる建築のディテールの差ではなく、「どこかで世界に蓋をするのか、それとも執拗に世界と接続し続けるのか」という態度の差だと思う。屋根は内側を守るため、終点として世界に蓋をする。一方、屋上は外側に開かれ、終わりに見える地点を次の地平へと変えてしまう。

たとえ最後の天井が定められていたとしても、そこに立てる、積める、眺められる、というだけで、話は完結しきらない。そこにある「終わり」は締め切りではなく、終わりであるはずの面を「広がることのできる面」へと組み替える契機になる。

屋上は生活の中心ではなく、建物に付随する副次的な外部である。制度の外側ではないが、かといって制度の内側に全面的に回収されるわけでもない。最後の天井の上に生まれる、余白のプラットフォーム。そこでは、閉じた市場と開けた草原が、完全に統合されることも、完全に断絶することもなく、ぎりぎりのところで接続されている。

──
そうした接続の仕方が可能だからこそ、屋上は「終わらないための終わり」として、こちらを引き寄せる。

そしていつの日か、屋上に天井が追いつく。
屋上は部屋となり、かつて開かれていた場所を下支えする、閉ざされた場所へと変わっていく。

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