
Tumble the Roof / タンブルザルーフ
会期日程
2月25日(火)ー3月9日(月)
開廊時間
10:00ー18:00
作家名
進藤陸
高城樹生
平塚橙太郎
福田周
ステートメント
屋根と屋上。
それは単なる建築のディテールの差ではなく、「どこかで世界に蓋をするのか、それとも執拗に世界と接続し続けるのか」という態度の差だと思う。屋根は“内側”を守るため、終点として世界に蓋をする。一方、屋上は“外側”に開かれ、終わりに見える地点を次の地平へと変えてしまう。
たとえ最後の天井が定められていたとしても、そこに立てる、積める、眺められる、というだけで、話は完結しきらない。そこにある「終わり」は締め切りではなく、終わりであるはずの面を「広がることのできる面」へと組み替える契機になる。
屋上は生活の中心ではなく、建物に付随する副次的な外部である。制度の外側ではないが、かといって制度の内側に全面的に回収されるわけでもない。最後の天井の上に生まれる、余白のプラットフォーム。そこでは、閉じた市場と開けた草原が、完全に統合されることも、完全に断絶することもなく、ぎりぎりのところで接続されている。
──そうした接続の仕方が可能だからこそ、屋上は「終わらないための終わり」として、こちらを引き寄せる。
そしていつの日か、屋上に天井が追いつく。
屋上は部屋となり、かつて開かれていた場所を下支えする、閉ざされた場所へと変わっていく。
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